朱家角は上海虹橋国際空港から30kmほどのところにあり、上海−杭州の中間くらいに位置している淀山湖畔にある物静かな上海西郊外の小さな町です。上海近郊にいくつか散在する江南水郷の面影を残した町として西塘、周荘と共に有名です。上海にも七宝鎮という町がありますが、朱家角のほうがかなり規模が大きいです。
朱家角の歴史は長く、5000年以上前からこの場所に人が住居を構え生活をしていたことが解っていて、現在は上海市の指定保護地区となっています。近年上海の発展は著しく都市化がどんどん進み、古い街並みは消えつつあります。しかし上海の周辺にはこの様に保護されている場所があり、中国の古い文化、歴史や街並みを偲ぶことが出来ます。
朱家角の名産といえば粽(ちまき)です。いたる所で売っているので、食べながら街の中を散策するのも良いでしょう。他にもシルクロード記念館、以前使われていた郵便局、水郷の町ということで漁業も盛んで実際に使われていた漁業道具なども展示されています。城隍廟の入り口にお土産屋があり、そこで一個5元の鈴を買い、境内にある木に投げて引っ掛けると「祈願成就」になるといわれています。この木は15mほどの高さがあり、多くの観光客がご利益を求めて鈴を掛けていくのですぐにわかると思います。
朱家角への交通機関は上海体育館の敷地内の上海旅行集散中心から30分に一本のペースで5番線から出ています。運行時間は7:00から16:30分。上海体育館から朱家角までの所要時間は約1時間。朱家角の入場料は一人60元になっています。ここは泊まっていかなければならないほどではありませんが、往復に要す時間2時間と観光にはそこそこの時間が必要なのでここへの観光旅行は丸一日見たほうがよいでしょう。ちなみにですが、ここは青浦区朱家角鎮でまだ上海市の一部です。 |